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#62 春を探しに

春を探しに久しぶりに川に行った。

柔らかな太陽が乱反射して眩しい程の未踏の雪原を、
息を切らし30分。

やっと辿り着いた川では、少し上流でキャストを繰り返すフライマン。

「こんにちは、どうですが?」

「こんにちは、ちょっと前に相当大きなのを、すんでのところでばらしました」

「あらら、それはそれは」

「こんなところまで雪を漕いで、汗だくでしょ?少し休んだら、下流側でも上流側でも仲良く釣りましょう」

「あ、ありがとうございます。まずは、少し休みますは」

何とも、快活で優しい釣り人との出会い。

額から噴き出す汗をぬぐいつつ、バックからペットボトルを取り出し、水をごくごく飲んだ。

まだ減水気味の川の様子を見ながらティペットを結んだり準備をしているうちに、少し落ち着いてきた。

「それではお言葉に甘えて下流側に入らせて頂いて構いませんか」

「ええ、どうぞどうぞ、お好きなところに」

「あ、ありがとうございます」

そして久しぶりに川に立った。

IMG_4412.jpg

なんとも気持ち良い。

川いい。

それからそれほど期待もしていなかったのだが、ステップダウンしながら釣り始めて5分。

タイプⅡのシンキングリーダーがゆったりした流れに引っ張られながら斜め45度下流に差しかった時、
15センチ刻みでリトリーブを開始して間もなく、「コツコツ」とわずかな当たり。

ゆっくり合わせを入れると、ロッドに伝わる確かな生命感。

「来ました」

「お~素晴らしい」

「小さいです。多分。でも今年初のお魚ばらしたくないですね」

そんな会話を交わしながら、慎重なやり取りは3分」

IMG_4403.jpg

「いや~嬉しいす。何かすみません。先に釣っちゃって」

「いえいえ、私もお魚見れて嬉しいです」

「ありがとうございます」

それから間もなく、同じ場所でキャストすると、「コツン」と明確な当たりが。
でものらなかった。

「今、当たりました。多分、群れがそこにいそうです。場所変わりましょう」

そう言って、フライマンにポイントを譲り、そのフライマンのポイントに私が入った。

「どんどん下って行きます」

「どうぞ、どうぞ、いつでもお好きなタイミングでチェンジしますから」

それから、15分をたったろうか。

先ほどよりやや早い流れにティップをタイプⅢに交換して、間もなくのことだった。

フライが底付近をとらえたであろうタイミングを見計らってリトリーブを始めると、

「ゴン」と引っ手繰るような当たり。

直後、水面に飛び出す魚。

「デカい」思わず叫んでしまった。

グイグイ引き込まれるロッド、2度3度ジャンプする。

「ニジかも知れません」

100メートル下流で釣りしてるフライマンに叫んだ。

「お~デカそうですね」

魚は、かなりのパワーで手こずらせてくれる。

慎重に、慎重に、そして

IMG_440999.jpg

ニジマスではなかったが良コンディションのアメマスだった。

IMG_440888.jpg

あと2~3枚、顔のアップを取ろうと思ったら、身を起こしたアメマスはバシャバシャ暴れて、そのまま川に逃げ込み
フックアウト(笑)

でも、大満足。

「すみません、先ほどバラしたのこの魚だったかもしれませんね」

「確かに、確かに」

そんな会話から、すっかり釣りの話しで盛り上がり、SNSも交換して、そのフレンドリーな釣り人にエールを送りつつ
納竿することにした。

IMG_44188.jpg

確かな春の息吹を感じながら、雪原をゆっくりとした足取りで車まで戻った。

IMG_4425.jpg

何故だか、夜はススキノ満龍の麻婆ラーメン。

○○沢のOさん、昨日は川でお世話になりました。ありがとうございました。





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#61 タフコンディション

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#60 アクシデント

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#59 10年

888.jpg

2006年7月16日(日)16:59 (撮影日時)

10年前も今と変わらず、

誰もいない本流に毎週のように一人佇んでいた

しばらくして、橋が架かり、道路が開通すると、少しずつ町の様子は変わっていった

馴染みのラーメン店が閉店し、先日、馴染みの食堂もとうとう閉店してしまった

ブログ、SNS・・・・

年年歳歳、釣り人が増え、河もすっかり様変わりしてしまった

10年一昔

私も10歳年をとった

煩わしさのない静かだった河がただただ懐かしい

それでも河はいつも滔々流れて私をやさしく包んでくれる





#58 ハードな週末

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プロフィール

nijimasuo2

Author:nijimasuo2
1964年札幌生まれ・札幌在住
北海道の本流・渓流・湖などで
主にツーハンド・ロッドを用いた
スペイ・キャストによる
ニジマスをメイン・ターゲットとした
フライ・フィッシングの
トラウト・サーモン釣行記。

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